笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

ある晴れた日に

雪景色というのはなんてきれいなんだろう、雪国に住んでいてそう思うのはおかしいだろうか。
確かに除雪という重労働を考えると雪は厄介だし、凍結路面の歩行や車の運転はことさら気を使う。
それに寒さというものもどうにも苦手で(暑さもだが(汗))、いくら厚着を決め込んだところでこれだけはどうにもならない。
それでも結晶のまま積もった朝の景色を見れば、視線を動かすたびにキラキラと、まるで散りばめたダイヤモンドのように輝き、その美しさに様々な雪の苦労や寒さなど忘れてしまう。

よく晴れたある日、お日さまの光に誘われるかのように外に出た。
いつもの日中より少し温みを感じる陽気にホッとしながら近くの線路の見える場所に行ってみる。
時計を見ると後10分ほどで上り列車がやって来る頃だった。
雪の白さと空の青さの鮮やかなコントラストを拝めるのは雪国暮らしの特権だ。
そんな中を北海道色の白い列車が駆け抜ける。
短い編成ながらも北の暮らしを支え、生活の足となる列車。
いくら道路があり車があろうと鉄道の果たす役割は重要であると共に、僕にとっては旅への想いをも乗せてくれる夢列車なのである。



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石北本線 緋牛内~端野




  1. 2015/12/15(火) 20:41:29|
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下手な鉄道写真を撮っておりますが、沿線風景や旅先での一コマなども載せていこうと思います。
見て下さった方の一人でも郷愁感や旅への思いをお持ち下されば嬉しく思います。

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