笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

春の林鉄

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丸瀬布いこいの森


雨宮21号としていこいの森を走る元武利森林鉄道の18号形蒸気機関車。
軽便鉄道の車輛はどれも個性的でユーモラスな形が多い。
この雨宮も寸詰まりな身体に小さな3つの動輪を持つかわいらしい機関車だ。
一丁前に

「シポポポ、シポポポ・・・」

と、これまたかわいいドラフトを奏でて煙中毒者の気持ちを和ませてくれる。
それでも時には国鉄型蒸気顔負けの迫力を見せるところは、痩せても枯れても蒸気機関車なのだと思わされる。


駅を中心としてその前後にリバース区間を設け、約2キロほどの線路を走る雨宮。
昨年は台風被害で片側のリバースだけでピストン運行となっていたが、
関係者の必死な努力で今年は全区間運行されるに至った。

当日は曇りで風も強く寒い一日だった。
来園者は疎らであったものの、毎回運行される時間間際になると数人集まり、それは最終運行まで続いた。
お客さんを乗せた雨宮はシポポポ‥シポポポと走る。
林間区間は一番の見せ所。
煙を吐いて往く雨宮は、かつての自身が活躍した森林鉄道を思わせてくれた。

沢に咲くリュウキンカに見送られ、煙を吐いてシポポポ、シポポポ・・・
武利の機関車は本当に愛らしい機関車である。




テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2017/05/18(木) 14:43:42|
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下手な鉄道写真を撮っておりますが、沿線風景や旅先での一コマなども載せていこうと思います。
見て下さった方の一人でも郷愁感や旅への思いをお持ち下されば嬉しく思います。

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