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笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

生きがい

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釧網本線 細岡~釧路湿原    2000年撮影


いよいよ今週末、湿原に煙が帰って来る。
北海道での蒸機運行はもはやここだけになってしまった。
恥ずかしい話だが、そうやたらと内地の各路線に行けない寂しい懐事情と融通の利かないシフト勤務。
先輩諸氏の優れた写真やKATOの蒸機を狭いエンドレスで走らせては慰めているものの、やはり自分の肌で感じたい。

昨年は機関車トラブルが発生し蒸機運行が中止となってしまった。
仕方のないことだとはいえその落胆は大きく、 同じような思いをされた方も多かったと思う。
しばらくは何をしても心が埋まることはなく、蒸機がないということは僕にはあってはならないことなのだと二度目の体験をした。
煙があろうとなかろうと蒸機を見たい…
例えヘボでも何でも蒸機を撮りたい…
煤や油の匂いと大地を振るわす動輪、心の奥底まで響く郷愁の汽笛…
その熱気と息吹を全身に刻み込みたい。

新年を迎えてまだ一ヶ月。
僕にとってこの蒸機運行が一年の始まりであり締めであるといっても過言ではない。
今のところ釧路は例年より雪が少ないとのことだが、元気に走ってくれればそれだけで十分だ。
彼の鼓動を聞き、感じ、逞しく旅情溢れる姿が見れることを今か今かと楽しみにしている。




テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2018/01/21(日) 14:59:34|
  2. 釧網本線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

いよいよ今週末からですね。
以前、道民時代、4月の末からC62の運行が始まり短い首を長くして前の年の秋から待ったあの頃を記事の文面から懐かしく思い出されました。
あの頃、既に社会人でそれなりの収入もある身でしたが、養うべき家族との生活を考えると自分ばかりが汽車を求めて、やれ大井川だ、山口だ、特に冬場は七尾や磐西などと道外まで足を延ばすことは出来ず長い冬をじっと我慢でした。
それ故に、一度運行再開ともなれば「生きがい」いえいえ「命の糧」とばかりに繰り出したものでした。
あれから四半世紀が経った今、東西に居する条件や長く勤めることによるそれなりの収入もあり、好きな事を好きなだけ出来る環境を得て、全国各地の今を生きる汽罐車を撮りに出られることを少しばかり驕っているのではと気付かされました。
純粋に「汽車が好き」「あの煙と蒸気をまるで人間が息を吐くように走る様に共鳴する」と言った原点を見失い、「ブログネタ確保」だの「年間何日撮りに出られるか」「どの路線まで行けた」と言った人と比するような欲ばかりが主眼となり「汽車の走りを楽しむ」「写真の出来上がりを探究」すると言ったことをなおざりにしているようでお恥ずかしい限りです。もっともこの傾向には以前にも気がつきそれでブログ村から脱退しブログ更新ペースも大幅に減らすようになってはいたのですが、煩悩は抜け切らずです(笑)
湿原号、私は2/10・11と懇意にする仲間達とで出かけます。北の大地で孤高に咆えるC11171の姿をしっかりと心に焼き付けたいと思う所です。
  1. 2018/01/22(月) 18:04:45 |
  2. URL |
  3. ひぐま3号 #X.Av9vec
  4. [ 編集 ]

私めも

ひぐま3号さんと同道しての、実に久方ぶりの冬の道東訪問
となります。渡道すること自体が絶えて無かったわけですが。
実は、釧路湿原とは現役時代からずっと縁がなく、初めての
訪問となります。現役時代から有名撮影地だった塘路・細岡そして釧路湿原と変わった遠矢。
純粋に煙と鉄路を楽しみたいと思います。
  1. 2018/01/22(月) 20:26:13 |
  2. URL |
  3. マイオ #pcU4xDNY
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし


ひぐま3号さん、コメントありがとうございます。

いよいよですね~(笑)
昨年が昨年だけに、ほんとにこの時を心待ちにしていました。

山線のC62は遂に行きませんでした(^^;;
当時は「北海道には本物の汽車がある」とまで言われてましたね。
かつてのニセコを写真誌でしか知らない私ですので少しでも当時の片鱗をと惹かれるものがあったのですが、
沿線は人・人・人…、罵声も飛んで異様な雰囲気と聞き尻込みしてしまいました(汗)

撮影行に限らず我慢しなければならないことってありますよね。
収入があっても家族や他に守るべきものがあって行動出来なかったり、収入が少なくてもやり繰りつけて動ける人もいる…
それぞれの環境において様々だと思います。
若い時に散々趣味に時間とお金を費やし、年を取ってからはそこそこにという人もいるでしょう。
でも最後は皆、相殺されるんじゃないかなぁと思います。
私が言うのもおこがましいですが、ひぐま3号さんは3号機時代はご自身の趣味ばかりに注ぎ込めない時代…
そして今はその分を取り返している時代。結局は「行って来い」となるように今がおありなんだと思います。
ですので驕りだなんて思わないで下さい。
私が行けない見れない知らない景色を見せて頂くことによって夢も膨らみ、
また楽しませてもらってるのも事実ですので(笑)
それに関西のとある住職も「坊さんも煩悩の塊や!」と言っておられました(笑)

今月末は帰省のため行けませんが、2月10・11日(と12日)は私も釧路に向かいます。
どこかでお会いするかもしれませんね。
もしそのような機会があれば、何卒よろしくお願い致します(笑)

  1. 2018/01/23(火) 00:38:44 |
  2. URL |
  3. u403tsugaru #-
  4. [ 編集 ]

Re: 私めも

マイオさん、コメントありがとうございます。

そうでしたか。ひぐま3号さんとご一緒されるんですね!
マイオさんが釧路の現役時代を知らないとは意外でした。
当時を知らない私がいうのもおかしいですが、釧路にC11が復活した際、釧網本線はあまりにもC58のイメージが強すぎて
「はたしてC11はどうなのかなぁ」と思いました。
でも意外や意外、私にはとても似合っていると思いました。
近くに標津線があって、C58と似たような性格もあるのでしょうけど違和感はなかったのが第一印象でした。
どうぞ冬の湿原を楽しまれていって下さい。

また、ひぐま3号さんの返信と重複しますが私も2月10・11日(12日)と向かいます。
どこかでお会いするかもしれませんが、その時はどうぞよろしくお願い致します(笑)

  1. 2018/01/23(火) 00:40:45 |
  2. URL |
  3. u403tsugaru #-
  4. [ 編集 ]

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下手な鉄道写真を撮っておりますが、沿線風景や旅先での一コマなども載せていこうと思います。
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