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笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

再会

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真岡鐡道 真岡機関区


今日から釧網本線で「SL冬の湿原号」の運行が始まるという日、僕は帰省を兼ねて真岡鐡道を訪ねていた。
湿原の蒸気運行は首を長くして待っていたが、その前にどうしても真岡の汽車に会いたくて仕方がなかった。
冬枯れた北関東の田舎を走る小さな機関車C12…。
地域に溶け込み、ごく自然に走っているような感覚を僕は彼に感じている。
ここも復活蒸気なのは間違いないのだが、機関車というよりは蒸気列車の保存、
もっといえば汽車の走る懐かしい風景を地域丸ごと保存しているかのような大井川鐡道とは違い
もし、現役蒸気が廃止にならずにいたら今のような姿ではなかったか…と思わせる真岡の匂いが心地いい。

一昨年の山口以来となる友人との待ち合わせに選んだ真岡駅に着いたのは集合時間の一時間前だった。
お互い申し合わせたかのように同着し、しばし再会の喜びのあと機関区脇の見学通路に向かえば出区準備が進められていた頃だった。
凛とした朝の空気に煙を上げる久しぶりのC12。
石炭の匂い、油の匂い、コンプレッサーの排気音…、それら蒸気機関車だけが持つ体臭が五感を擽る。
小さな機関車だけどカッコいい、けれどもムギュっとしたくなるほど愛らしい。
連れて帰るか、庫に自分の寝床を移したいものだと眺めていた。
先に行って待ってるよ…

さて、どこで迎えましょうかねと相談する。
追っかけはしない。のんびりと汽車を待つ。
思えばそれまで動画サイトにてコメントのやり取りだったものから挨拶も兼ねてと初めて会ったのが1月後半の真岡だった。
積もる話もあることだし、そんな時間を楽しみながら待つことにしよう。




テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2018/01/31(水) 03:01:38|
  2. 真岡鐡道
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下手な鉄道写真を撮っておりますが、沿線風景や旅先での一コマなども載せていこうと思います。
見て下さった方の一人でも郷愁感や旅への思いをお持ち下されば嬉しく思います。

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