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笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

秋の宗谷本線 150年後の北加伊道

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宗谷本線 筬島~音威子府


音威子府という地名を聞いた時、面白い読み方だなぁと思ったものだ。
安足間(あんたろま)、興部(おこっぺ)、丸瀬布(まるせっぷ)、計根別(けねべつ)…
鉄道が好きだったことから比較的読める地名はあったにせよ、それでも初めて北海道を旅した時は結構苦労して
道中で知り合った者同士で教えあったりしていた。
中には弟子屈を「てしじり」と読んでる者がいて、「屈」はどうみても「しり」とは読まんだろうと
言ってやるのもバカ臭く思っていたが、要は読めない地名が多過ぎ、
後からアイヌ語を漢字に充てたと聞いてなるほどと思ったものである。

以前、親の都合で幌延に住んでいたという友人から男能富という地名があると教えられた。
これは「だんのっぷ」と読むのだが、バイク乗りの性からか「だんろっぷ」に聞こえ
大真面目にタイヤメーカーのスタッドレスタイヤか何かの試験場がある所かと思ったものだ。
「てしじり」と大して変わらないオツムである。

そんな北海道も平成最後のこの年、北海道と命名されて150周年を迎える。
安政4年、松浦式四朗が天塩川流域をアイヌの人らと探査した際、宿泊したとされる音威子府の長老から
アイヌの通称である「カイナ」の「カイ」はこの国に生まれた者…と聞いたことから
「北加伊道(ほくかいどう)」という名が付いたらしい。


道内で一番好きな天塩川、その流れに秋を落として列車が往く。
まさか150年後、流域を探査の旅をした松浦式四朗も、こんな美しい鉄道風景が見れることになっているなど
当時は思いもしなかったことだろう。




テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2018/11/03(土) 18:57:13|
  2. 宗谷本線
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