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笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

境界線

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小海線 小淵沢~甲斐小泉


前回同じ場所で雲に隠れてしまった南アルプスの甲斐駒ケ岳と鳳凰山。
小海線の代表的風景のひとつが故、どうしてもしっかり見ておきたかった風景だ。
既に多くの好作品が出回っているが、そこは自身の目に焼き付けておきたいと再び小海線を訪れた。

9月半ば、快晴。
稲穂が頭を垂れた金色の野を列車はぐるりと周回しながら高原へと駆け上がる。
背後から流れる八ヶ岳の風が胸に染み入る。

かつて茅野の町から高度を上げ、八ヶ岳の裾野にいた頃の幾度となく嗅いだ山麓の匂い…
感覚としてそれは韮崎を過ぎ、長坂辺りから強くなって来るようだ。
小淵沢では更に強くなり、その頃に感じていた充実した日々と幸福感は懐かしくもあり、切なくもあり。

甲斐から信濃へ、信濃から甲斐へ。
行く楽しみと帰る寂しさ…小海線はその境界線に当たり、
従って帰る時にはなかなか越えることを躊躇わされる路線である。





甚大な被害を出した台風19号。
被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く、元の生活が取り戻せるようお祈り致します。

我が第二の故郷と呼べる信州でも千曲川が氾濫し、母の古里も平野部の田畑は全滅。
山のリンゴ畑も被害は大きく、今年はどうやら食べられそうもありませんが、
それよりも家や親戚一同無事だったことが何よりでした。

毎年必ずどこかで起きている自然災害。
年々酷くなるこれ等に、
「自然には逆らえん。災害もまた人自らが招いたものだ」
と自然相手に生きてきた被災した叔母の言葉が胸に刺さります。





テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2019/10/16(水) 00:35:15|
  2. 小海線
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