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笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

鉄道貨物

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鶴見線 旧石油貨物支線 浜安善


先日BSで寅さんを観ていたら、上田交通の懐かしい丸窓電車が映っていた。
別所温泉駅に入線する電車を拘りの高羽カメラマンが映すアングルには、ホームに所狭しと積まれたリンゴの箱等の小荷物類。
そういえば、貨物輸送が鉄道に多く利用されてた時代は至る所でそんな場面をよく目にすることが出来たっけ・・・

リヤカーは駅の風景に必須のアクセサリーみたいなもので、列車が到着すると貨車から降ろした荷物を載せて
駅員さんがよいせと押していた。
荷物は貨物列車だけでなく旅客列車にも荷物車が連結され、荷物車など付かない列車では
客室内を幌か何かで仕切っていればマシなもの、中には客と一緒にそのまま載せているなんてのもあった。

長野電鉄に旧型電車が走っていた頃、長野駅からの電車にも貨車が1~2輛付くことがあり
どこの駅だか忘れたが、客を乗せたまま貨車の入換作業をしていた記憶がある。
電車が機関車の代わりに貨車を繋いでいる訳だから当然といえば当然で、駅構内を行ったり来たりと
そのたびにガタガタ揺られ(かなり楽しく)、今に思えば随分貴重な体験をしたものだ。

荷物の発着送があるとローカル駅でも扱われ、亜幹線の中間駅から大幹線の大駅、
操車場などで繰り広げられる入換作業はいつ見ても楽しめ
駅間で見る列車は瞬時の内に見えなくなってしまうのに対して、これらはずっと目の届く範囲に機関車がいてくれ
子供にはヘタな所にいるよりも、むしろ駅構内の方が楽しめたように思う。


横浜の、港の潮風に吹かれて米タンの返空列車が到着した。
車止め標識が、この先、線路はないよと知らせる運河の末端線、航行する船のマストが行き交う。
機関車はここで一旦切り離し、車止め標識の手前まで進んで機回しする。
機回しの済んだ機関車は、今度は列車の後部へ連結して米軍のエリアⅠに押し込みを始める。
その一々に行われる幾多の確認と入換作業は、往事の鉄道貨物のありふれていた光景のように陽炎の中で揺れていた。




テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2020/08/06(木) 18:09:41|
  2. 鶴見線
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