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笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

KATOのN蒸機について

さて、KATOのハチロクにすっかりご機嫌の日々。
2~3輛の短い客車列車に数輛の貨物列車、或いは混合列車にさせて、逆向きワフ1輛の最短貨物列車と
様々なことをして遊べばもうどこにも行かなくったっていい。これでコロナも安心だ?!
赤ちょうちんよろしく、コップに安い日本酒をトクトクっと注げば肴はハチロク、そうお酒に強くない瞼は
あっという間に夜汽車の中へと夢が続く。

いつもながら期待以上の素晴らしい製品を出してくれたメーカーに感謝感激、こんなに良ければ
次はどんな風になっていくのかと早くも気になってしまうのが人情というもの。
ならばと今後のN蒸機の期待と、先ずあり得ないだろう個人的希望を含めて記してみよう。
長文となるので興味ない方はどうかスルーして頂きたい。


P9040768-1fc.jpg



8620デフなし
これはもう先述の通り、デフなしこそ大正ロマンのハイセンスなハチロク本来の姿(バッファーリンクとまでは言わない)。
デフありも、東北仕様から普通屋根の汎用性を持たせたスタイルを発売すれば、また歓迎されるはずだ。
ところで英国風と言われるハチロクに疑問を持っているのは僕だけだろうか。
国産化にあたり、キャブを含めて酷似している部分が多いベースとなった8800形はドイツ機である。

9600北海道型・一段ランボード
ファインスケール化される以前のモデルはランボードが二段タイプのものだった。
過去に各社から出たキューロクもほとんどが二段で一段式は少ない。
現役時代を知る方々からすれば違うのかもしれないが、道東・道北のキューロクは何となく一段のイメージが強い。
日本最後となった形式でもあるし、北海道型が出たら狂喜乱舞。
今回のハチロクでは貨車セットを買うと副灯、パイプ煙突とバリエーションを持たせるキットが付いてきた。
そうしたい方々には、わざわざ貨車セットを買わなければならないというメーカーの欲深い商売根性に乗らなければならなかった訳だが(失礼)
なかなか上手い商売をされ、そういう自分も釣られたクチだ。
そこで思ったのが、キューロクのようなバリエーションが無限ともいえる機関車については標準的な形態を母体として
デフやランボード、テンダーとオプションパーツを販売することは出来ないものだろうか。
北海道仕様、九州仕様などのオプションを出し、エアータンクの位置やテンダーの形態を好みで差し替えれるようにすれば
〇〇型と別々の形態をメーカーも作らなくて済むと思うのだが。
あくまでも僕は素人だから、それに伴う取付けパーツの流用性やメーカーの都合はどうかは分からないけれども・・・。

C50デフあり
両毛線を、全国的にも珍しい貨客を牽いて活躍していた頃のシゴマルは、実機のスピード感ある美しさと
入換に勤しむ寡黙さのイメージあり。
メーカーとしてN蒸機初となった当機を、完成の域に達した感のある足回りで三度再現して頂きたい。

C58東北型
憧れの列車のひとつである迂回急行津軽。小牛田区でも新庄区でもいいのでファインスケールで得た技術を総動員して
お願いします、KATOさん。ついでに戦後型も出たら尚嬉しい。401は新庄区の華。
この形式も北海道型、九州型とオプションパーツで出せないものか・・・。
北見区のエースであったトップナンバー、JNRマークの33、生涯をほぼ北見区で終えた戦後型ノーマルデフの391
門デフ277、幻に終わったC63を思わせるラストナンバー427は特に好み。

C55
自ら身を投じて列車を止めた散るぞ悲しき塩狩に、白き衣を纏う機影は流改おいて他ならず。
合わせて霧島山麓に颯爽たる煙を棚引かせ、K-7型門デフ装備機も是が非でも出して欲しいところ。

C57
既に4次型、1次型と発売され、スタイルも走行性能も文句なし。
そろそろ門デフ仕様が出てもいいのでは?
特急かもめ指定牽引機であったキャブ側面に明かり窓付きC5711はマニアックすぎかしら。
開放的な明るさを持つ南国のシゴナナには心惹かれます。

C11二次型
モデル化されたのはTOMIX他各社も含めて3次型のみ。
C11本来の都市間快速仕様のスマートな2次型が無いのが不思議。(あってもマイクロエースのポンパだけというのは寂しすぎ)
日中線のイメージが湧く63、64、80、倉吉線の41と有名どころの2次型もある訳でいかがだろう。

D51半流型/戦時型 /戦時型北海道
ファインスケールとして数種類のタイプを出してくれたメーカーには感謝。
大畑越え重装備の1151の迫力はケタ外れ、門デフ1038も痺れます。
凍てついた狩勝峠、北見区で常紋を越えたであろう1153は戦時型の密閉キャブがたまりません。
中京地区の麗機、半流型2号機が出たら爆死モノ。

D50
勾配線区の乗務員から絶大な信頼感があったという古武士の異名をとるD50。
今日の鉄道基準の礎となったD50を出さない理由はなし。

D60
D型機でD51と並んで好きなのがD60。夕日の馬主来を行くD60は是非見てみたかったところ。
横黒線(北上線)、磐越東線のD60はみちのく横断線の雄。
今をときめく山口線はD60。
門デフ、化粧煙突の61は、無骨さと美しさを備えた絶妙なスタイルだと個人的にも大のお気に入りだ。
他形式の陰になった感もする当機だがらといって、このいぶし銀のような機関車を忘れてやしませんか?

C56ノーマルキャブ/C56160
発売当時、そのスタイルと走行性能に驚きの連続だったC56。
今でも十分な走行を見せるけれども、エンジン部が小型機故の軽さのせいか、続々と出る新作と比べると
極低速時に多少安定性が落ちるかな?と感じることもあり。
そこでせっかくC12やC11で得た技術の先輪集電を取り入れるとか、C12と同じく主動輪も線バネで集電するなど
一層安定性が出たら更にシゴロクっぽさが出るように思う。
また、そろそろ小海線仕様のみからバリエーションを増やしても罰は当たらない。

C51
国鉄の制服制帽のボタンのモチーフにもなった(?)動輪マークのC51。
超特急燕の「超」は、後の東海道新幹線開業時の超特急ひかり以前に使用された我が国初の称号だ。
蒸気機関車でありながら東京~名古屋ノンストップの、新幹線まっつぁおの無停車記録を打ち立てた栄光の機関車である。
その栄光をNゲージの世界にも是非!(後補機連結の運転停車の突っ込みはご勘弁)



それから今後の蒸機全般に、キャブ内照明点灯も取り入れて頂きたい。
実機は計器確認のこともあり夜間でも照明は点いていたはずで、C55から始まったキャブ前方の斜めにカットされたスタイルは
夜間運転時に窓ガラスに映り込む視界不良を改善する意味でなったもの。ただの美的感覚でなったのではない。
そういった本来の理由を活かす意味からもキャブ内照明は、これだけクオリティをあげたメーカーのプライドからも実践して頂きたい。   
照明化されてるレイアウトをお持ちの方なら、夜行列車で機関車だけ真っ暗という不自然さからの解消は歓迎されると思われる。

それから軟質パーツによるフルディテールについて一言言わせて貰えれば
パーツを破損させてしまうリスクからも、あまりゴチャゴチャとさせなくてもいいのではないかと言うことと
建て付けの甘さが感じられると言うこと。
些細なことかもしれないが、非公式側のランボードが湾曲していたC56を見た時のショックは相当なものだったと
メーカーには知って頂きたい。
せっかくのお気に入りのC56が反対側を見たらグニャグニャでした・・・では洒落にならず、
工作力も知識も器用さもない自分でありながら必死に分解し、変な汗をかきながらやっとの思いで修復した。
そこで何かあったら自己責任にされてしまうのだから、やはりその辺はしっかりしてもらいたいと思う。
鉄道模型をやる人は全てがモデラーではないのだから。

すっかりKATOに押され気味のTOMIX蒸機だが、全体的な作りはKATOよりもカチッとしており好感が持てるものだ。
C11325に至っては、どうしてこの走行性能で製品化したかなぁとガッカリしたのが正直な感想であるとはいえ
スタイルはシャープで非常にまとまったものと評価している。
製品に対するコンセプトが違うに留めず、いい所は取り入れてもらってより良い製品化を進めてもらいたい。


番外編として。
ワフ29500のテールランプの両面化。
再生産されても相変わらずデッキ側のみのテールランプ点灯では寂しい限り。
常にデッキ側が後部とは限らない。
それくらい自分で加工しろよと言われればぐうの音も出ないのだが・・・。

ワムフ100形
キューロク北海道型とセットでもいいので出してもらいたい貨車である。

ワフ21000/22000形
蒸機牽引貨物列車には欠かせない。

スハ45並びにオハ62系統
北海道、北東北といえば二重窓。TOMIXでは製品化もあり、KATOとしても競合を求む。
ワフ29500と同様、緩急車には両妻面のテールランプ点灯化は施して頂きたい。
「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」で、網走に向かう寅さんが乗った夜行列車のシーンでは
恐らくセットであろうスクリーンに映し出された客車のナンバーはオハ62130とオハ62形のラストナンバーであった。
(因みに、さくらが寅さんを迎えに網走へ向かう列車は「大雪崩れ」で、牽引機は前述のC58391)
さすが鉄道ファンの山田洋次監督らしいとはいえ、映画でさえもそこまでするのである。
我が儘なマニアの集まりでもある鉄道模型の世界でも、どうでもいいと思える細かな客車があってもいいのではないだろうか。




テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2020/09/06(日) 04:46:01|
  2. 雑記
  3. | コメント:2
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コメント

ハチロクは、キャブとライトさえ替えればグッと汎用性が広がるので、すぐに次が出そうですね。
今回、花輪線という、我々世代以上のかたしか知らない東北仕様になぜしたのか、はじめは疑問ももちましたが、きっとこの世代なら三重連を回顧して3両まとめて買ってくれるだろう、貨車セットに副灯つければそれも買ってくれるだろうというメーカー側の戦略があったのだと思います。
さすがに三両はいまのところこらえていますが、まんまんとメーカーの戦略に釣られて二両と貨車セット買ってしまいました(汗)
でも、逆向きでの後部補機、いいですよ。何よりカプラー交換しなくてもすむので楽です。回送のように二両だけ連結して楽しむのもありで最高です。
これで普通屋根が出たらまた買ってしまいますね。
そのカトー、つぎはシロクニの2号機の東海型だそうで、これもまた買ってしまいそうです。

C58は、復活でも活躍しているので、ファインスケールで登場しそうですね。
個人的にはC55を出してほしいですね。
かつてのように門デフも出せば、2両とも売れそうです。
D50や北海道型のキューロクもいいですね。
しかし、このタイプが登場したら、わが機関区にいるマイクロのD50やキューロクはお蔵入りとなって残念です。
ちなみにマイクロの北海道型、マイクロの蒸気のなかで数少ない見られる蒸気で、ミニカーブレールも走行できます。
よく走るのでキャビネットのなかで常置しています。走りで言えばカトーより良いと思います。カトーよりもファインスケールなので、モールドの甘さはあってもけっこう気に入っています。
ただ、ハチロクと並べると、時代の差を感じてしまいますね。
しかし、ハチロクというレベルの高い模型を出したカトー。つぎの蒸気はだんだんハードルが高くなってきましたね。


  1. 2020/09/06(日) 13:56:14 |
  2. URL |
  3. まこべえ #2XsKFzVg
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

まこべえさん。
自分で記事にしながら何ですが、まさかこんなダラダラと続く長文にお付き合い下さる方がいらっしゃるとは思いませんでした。
ありがとうございます。

メーカーの策略、恐らくそうでしょうね。
大体復活蒸機より現役蒸機をこれほど製品化すること自体、我々世代以上をターゲットにしているのではと思います。
世代が変われば思い入れの列車や懐かしさを覚える車輌も違うでしょうし、その心理を上手く突かれた私たちはメーカーにとっていい金ヅルかもしれません(笑)

>でも、逆向きでの後部補機、いいですよ。
むむ?これは悪魔のささやきでしょうか。それとも天使のささやき?
ですよねぇ、そうですよねぇ~、楽しいですよね、きっと(汗)
実は11月発売予定のD51一次型東北仕様を迷っておりまして、今ハチロクを買ってしまうとそちらに手が回らず
かといってD51は北海道型と長野型で3輛あってまだいるの?と突っ込まれればウーンとなる訳で、万年財政赤字の当鉄道には非常に大きな悩みどころです。
実際に遊ぶとなると、お座敷でも大きなスペースをとれない我が家ではハチロクくらいのサイズは大き過ぎず小さ過ぎずちょうどいいのですが、さてどうしましょう。

C58は間違いなく出るでしょうね。もうそろそろかなと思いつつ随分待たされている感がありますが。
C55はいいですよねぇ。もう普通デフは通り越していきなり門デフで出してもらいたいです。
流改30号機のような特定機は出ないでしょうけど、宗谷のC55も何とかならないものでしょうかね。
C57でいきなり4次型を出してきたくらいですから、意外なところで流改門デフなんて出してきたりして・・・。

マイクロのキューロクは唯一のアタリだったのではないでしょうか(言い過ぎ(笑))
カトーのC12が発売されて模型屋に行くと、ショーウインドウにマイクロの29622が最後の一輛だけあったんです。
迷いに迷って急遽変更、試走させてもらった個体がラビットスタートするわ、安定性もないわでハズレだったので
当初の予定通りC12にしたんですが、あれはとても残念でした。
大木茂さん他お三方の「写真集 北辺の機関車たち」を拝見すると一層北海道型のキューロクやC55が欲しくなります。

東海道時代のC622なんて、ほんとカトーも好きモノですよね(笑)
しかも特急はとの客車セットもですか。一般の東海道型を待ってた方には久しぶりの再生産ですね。
付属ナンバーの25号機はC59108によるお召し列車の露払いつばめ牽引で特別整備をされたカマではなかったでしょうか。
確か高橋弘氏の「蒸気機関車 その良き時代」にあったと記憶しています。
くすぐられっぱなしのカトー蒸機にますます楽しみは増えるばかりですが、その前に財政赤字を建て直さねばなりません。


  1. 2020/09/06(日) 21:17:12 |
  2. URL |
  3. u403tsugaru #-
  4. [ 編集 ]

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