笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

蒸気、再び

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釧網本線 細岡~塘路 


昨年も訪れた新夢が丘。
有名撮影地ゆえに、僕自身も、またはここを訪れる同業者の方とも同じような画面になってしまうのは避けたいと思うも
自身の感性の無さを棚に上げるようだが、雄大な湿原の風景と白い大地を走る蒸気機関車との組み合わせは素晴らしく
どうしても毎回同じようなものになってしまう。

この日、朝の湿原は誠に美しい光景を見せてくれていた。
釧路川から立ち上った川霧によって辺りの木々は霧氷となり、白と青の世界に輝いた。
その中を一輌の気動車が走って往く。
できればこの時間帯に蒸気機関車が来てくれればいいのにとシャッターを切った。


北国の雪のある風景はどこか遠くで音がする。
キーンと澄んだ冷たい金属音のような音。
纏う空気の匂いは蒼味掛かり、視覚や聴覚、嗅覚からと真冬のオーラが僕を包む。
今年はそれらが強い。
それらが強ければ強いほど、寒さ嫌いの僕が動ける力のひとつになる。
そこに真っ黒く、表情豊かな蒸気機関車がやってくれば、僕の心は熱くならない訳がない。



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釧網本線 細岡~塘路


冬の湿原号がやって来る頃の時間帯になる遥か以前に霧氷は消え去ってしまったが、北海道らしい痺れるような光景が消えた訳ではない。
期待を裏切らない煙、音、風景・・・。
こんな素敵な風景に、再び戻って来いよ、C11。




テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2017/02/11(土) 23:39:43|
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下手な鉄道写真を撮っておりますが、沿線風景や旅先での一コマなども載せていこうと思います。
見て下さった方の一人でも郷愁感や旅への思いをお持ち下されば嬉しく思います。

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