笛の音響けば

汽車の音色は旅へと誘う道標

蒸気は生きている

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釧網本線 標茶駅


蒸気機関車は人類が作った機械の中で一番人間に近い・・・

蒸気ファンなら一度は耳にし、実感したことがないだろうか。
ディーゼルや電車と違い、石炭という飯を食い水を飲む。
それは蒸気というエネルギーとなって身体を動かす動力となる。
ロッドという手を振り逞しい足が鉄路を蹴り、坂を登れば苦しげに息を切らし
平坦な野辺を煙もなく鼻歌を歌うように軽やかに駆け抜ける。
大きな汽笛は時に勇ましく、時に寂しげに、山に川に幾重にも郷愁という名の声を響かせる。
蒸気機関車が見せる表情は実に豊かで、はたして他の車輛にここまでのものはあるだろうか。

日中の気温も上がらず寒さ厳しい標茶駅。
釧路に折り返す蒸気機関車は盛大に煙を吹き上げ、さあ行くぞ!と力強く発車する。
続く客車の屋根には融け切らない雪が凍りつき、北の旅路の厳しさを物語る。

胸いっぱいに吐き出された蒸気が、煙が、彼の姿を包み隠す。
蒸気機関車のみが見せる生命力。
そう、紛れもなく・・・

「蒸気は生きている!」




テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2017/02/12(日) 11:59:30|
  2. 釧網本線
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下手な鉄道写真を撮っておりますが、沿線風景や旅先での一コマなども載せていこうと思います。
見て下さった方の一人でも郷愁感や旅への思いをお持ち下されば嬉しく思います。

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